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デザイナーのための算数、佐藤先生の授業内容を公開しました

算数(デザイナー)を担当していただく、東京造形大学非常勤講師 佐藤先生の授業内容を公開しました。

授業内容

算数・数学は、
雨の日も、晴れの日も、
都会でも、海でも、砂漠でも、
同じように成り立ちます。
まわりの世界とは関わりなく、
一つの閉じた世界を持っています。

算数・数学的な世界は、
式の作り方や定理といった約束事のうえに成り立ち、
それによって、算数・数学的な世界の秩序が保たれています。
そして、そうした約束事が、
算数・数学的な世界を形作る構造となっています。

人が作り上げる創作物も、
優れた音楽、優れた建築、優れた文章などは、
それ自身、一つの世界と感じられます。
そして、優れたデザインも。

デザインについて考えるとき、
「センス」という言葉によって、
思考にぼかしがかかってしまうことが多いように思いますが、
優れたデザインの背後には、ほとんどの場合、
明快な構造が存在しています。

数学の証明が構築されるように、
言葉による論理が積み重ねられるように、
音楽や建築が構築されていくように、
デザインは、どんな基礎のうえに構築されるのでしょうか。

たとえば、算数の図形問題では、
一本の補助線を描くことで問題点が浮き上がって見え
思考が整理され、答えに近づくことができます。
デザインにおいても、
一本の仮想のラインを意識することで、
それがレイアウトの補助線として機能し、
表現すべき情報が整理され、
視覚的にも、デザイナーの意図したデザインの構造が
明快に伝えられるようになるということがあります。

デザインという世界で、
人が一つの世界を構築するための思考、
そして、それを人に伝える仕組みを、
視覚的に確認しながら、
わかりやすく、考えていきたいと思います。

お申し込み

2010年11月27日(土)
デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ
(旧三本松小学校)

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