先生紹介

WebSig1日学校のユニークな先生陣とアジェンダをご紹介致します。

国語

写真:林真由美(はやしまゆみ)

(株)カヤック 林 真由美(はやし まゆみ)
デザイナークラス:デザイナーのための国語

プロフィール

面白法人カヤックのWebサービスをはじめ、プロダクト、書籍、モバイルなどさまざまなデザインを手がける。
また、1アイデア100円から販売する元気玉や、ビンボーゆすりを科学したプロダクトYUREXなど、面白法人カヤックのアイデア事業を担当。
Web Site Expertにて「面白法人のアイデアハック」を連載中!
いろいろなことに手を出しつつも、日々営業メール(撒餌)を送ることは怠らない。大量捕獲系を得意とするゆるキャラ系女子 デザイナー。

授業内容

「デザイナーの国語:PAMiっていいとも! ~面白法人のデザインアワー~」

はい、というわけでbarimiがお送りする
PAMiっていいともですけども、
技術先行でもあるWeb制作業界。
毎年新しい技術やプラットフォームが出てきてますね!
注目すべきはPC、Android、Mobile、iPhone,iPad。(略して PAMi♥)

デザイナーはユーザー、クライアント、エンジニアそれぞれの中間に立ち、
どう技術を翻訳し、クライアントに提案するか !?
そして、その先のユーザーに届けるか !?
また、ユーザー、クライアントのニーズを
どう、エンジニアに伝えるのか !!
ビジュアル表現だけでなく、国語を駆使することにより、
ユーザー、クライアント、エンジニアそれぞれに分かる言語で
表現することが重要となってきていると思います

デザイナーとしてPAMiっていくにはどうしたらいいか !
今回は面白法人でデザインと技術でどんな感じでPAMiってきたか
を事例交えてお話させて頂いちゃいます★

今日はみんなが今後このPAMiってる時代を
うまくPAMiってイケるようにPAMi変格活用をレクチャーしちゃうよ♥

写真:川崎 有亮(かわさき ゆうすけ)

(株)リクルート メディアテクノロジーラボ 川崎 有亮(かわさき ゆうすけ)
エンジニアクラス:エンジニアのための国語

プロフィール

1977年東京生まれ。Perl・JavaScript・ActionScript を操るWebアーキテクト。 現在はリクルートの実証研究機関『メディアテクノロジーラボ』に所属。 Shibuya.js 設立メンバーの1人。YAPC など国内外のカンファレンスで講演を行う。 近著に『ソーシャルストリーム・ビジネス』(共著・インプレスジャパン刊)。

授業内容

  • 我々エンジニアの一番の強みは「創れる」こと。
  • エンジニアのアウトプットは、最高の共通言語になる。
  • アウトプット(=プロダクト)がアイデンティティとなり、人が繋がる。
  • ネットとリアル、パラレルにネットワークを構築して、明日のWebを変えていこう!
写真:清水 誠(しみず まこと)

楽天(株) 清水 誠(しみず まこと)
マネジメントクラス:マネジメントのための国語

プロフィール

楽天のWeb解析*最適化推進リーダー。 新しい技術や方法論を活用したWebの立ち上げと改善に携わり15年。凸版印刷やWebコンサルティング会社(Scient、Sapient、Razorfish)にてIAとして各種プロジェクトに従事した後、B2C事業会社側に転身。ベンチャー企業では開発*運用プロセスを改善し上場を支援。外資企業では印刷物のデジタルワークフローとCMSを導入。現在は楽天にて、アクセス解析による全Web事業の可視化と最適化を推進している。執筆*講演多数。

授業内容

短納期、単価下落。Web制作のコモディティ化とデフレが進む今、Web関係者は何をすべきでしょうか?
Web制作に関わる会社や個人がもっと価値を高め、それを伝える方法を紹介・提案する国語の授業です。

楽天の英語公用語化で分かったこと

  • 分かれた4つのタイプ
  • 言葉は共有するもの
  • 言語取得の秘訣

考えを整理する方法

  • 言葉では限界。図解で整理を
  • 帰納と演繹を繰り返す
  • 前提を確認する

ポジティブ=ダメ元の発想

  • 「多分無理」をデフォルトに
  • コントロール出来ないことはコントロールしない
  • 感情的にならない
  • 意識しないでリスク管理

立場と価値を理解しよう

  • 伝えるべき内容と方法は相手次第
  • なぜ外注するのか?
  • USPを明確に:実績/新規/効率

価値を高める方法

  • データドリブン
  • 語れるストーリーを増やす
  • 「上手に作れる」から「結果を出せる」へ
  • キャリアのパン屑

算数・社会の予習

写真:荒井尚英(あらいなおひで)

(株)パンアジア・パートナーズ
元(株)アイ・エム・ジェイ取締役 荒井 尚英 (あらい なおひで)
共通授業:算数・社会の予習

プロフィール

1982年からパソコン通信を開始、リクルート入社後の1992年インターネット創世記か らネット・情報設計・I/Fに携わり、ソフト開発、雑誌・ネットでの情報設計、ネッ ト事業の立案・立ち上げ・事業運営を行う。アーサーアンダーセン(L.A.)勤務を経 て、株式会社アイエムジェイの取締役に就任。

WEB制作事業を推進し、発注側と受託 側双方を経験する。2008年パンアジアパートナーズを創業、アジア各国を飛び回る。 1963年生まれ 東北大学工学部卒業 早稲田大学ビジネススクール修了
東北大学工学研究科 博士課程中退

授業内容

1)先ず、ファクトから象徴的な動きの意味を考えてみる。

  • 「資本の集積・巨大化」 縮む日本(人口減、会社多すぎ、新規創業減etc…)
    日本国内の客(アカウント)の母数が減る。
  • 「知識・技術の分散化・専門タコ壺化」 クリエイティブクラスとマックジョブク ラスへの分化。
    仕事(職種)によっては、労働者母数がグローバルで劇的に増加。 要するに「客が減るのに、労働者は増える」 でも、悪いことばかりじゃない。
  • 「権威が、組織が、個を支配しにくくなる」 ネットが全力で加速させる。
    個としての生き方(戦略)如何で個人が組織(国、会社etc…)と台頭に対峙でき るって、メチャクチャワクワクしませんか?

2)そんなあたりを踏まえて、個としての仕事、ライフスタイルを考えてみる。

  • 個々それぞれ生きる道はある(リカードの比較優位論による考察)
  • 「好き」と「仕事」の関係、“評判”を獲得せよ!
  • 個と組織の関係をリデザインする。
  • 日本という国の特徴と限界を理解した上で、どう生きるか。

私が正解を持っている訳がありません。全ては自分に言い聞かせているようなもので す。 皆さんと意識を共有できる事を楽しみにしています。

算数

写真:佐藤 好彦(さとう よしひこ)

東京造形大学非常勤講師 佐藤 好彦(さとう よしひこ)
デザイナークラス:デザイナーのための算数

プロフィール

WEBデザイナー、グラフィックデザイナー。東京造形大学非常勤講師。
PR会社勤務の後、1994年よりフリー。WEBなどのメディアのデザインやプランニング、コンサルティングを中心に、デザインやWEB制作技術関連の書籍や雑誌の執筆も手がけている。2003年より7年間に渡って、『WebCreators』誌にて「WEBレイアウトのネタ帖」「WEBデザインアイデアラボ」を連載。著書に『デザインの教室手を動かして学ぶデザイントレーニング』『ウェブサイト制作のワークフローと基礎技術』など。その他共著多数。

授業内容

算数・数学は、
雨の日も、晴れの日も、
都会でも、海でも、砂漠でも、
同じように成り立ちます。
まわりの世界とは関わりなく、
一つの閉じた世界を持っています。

算数・数学的な世界は、
式の作り方や定理といった約束事のうえに成り立ち、
それによって、算数・数学的な世界の秩序が保たれています。
そして、そうした約束事が、
算数・数学的な世界を形作る構造となっています。

人が作り上げる創作物も、
優れた音楽、優れた建築、優れた文章などは、
それ自身、一つの世界と感じられます。
そして、優れたデザインも。

デザインについて考えるとき、
「センス」という言葉によって、
思考にぼかしがかかってしまうことが多いように思いますが、
優れたデザインの背後には、ほとんどの場合、
明快な構造が存在しています。

数学の証明が構築されるように、
言葉による論理が積み重ねられるように、
音楽や建築が構築されていくように、
デザインは、どんな基礎のうえに構築されるのでしょうか。

たとえば、算数の図形問題では、
一本の補助線を描くことで問題点が浮き上がって見え
思考が整理され、答えに近づくことができます。
デザインにおいても、
一本の仮想のラインを意識することで、
それがレイアウトの補助線として機能し、
表現すべき情報が整理され、
視覚的にも、デザイナーの意図したデザインの構造が
明快に伝えられるようになるということがあります。

デザインという世界で、
人が一つの世界を構築するための思考、
そして、それを人に伝える仕組みを、
視覚的に確認しながら、
わかりやすく、考えていきたいと思います。

写真:庄司嘉織(しょうじよしおり)

(株)ドワンゴ 庄司 嘉織(しょうじ よしおり)
エンジニアクラス:エンジニアのための算数

プロフィール

25歳からプログラミングをはじめ、今は株式会社ドワンゴのバックグラウンドの開発をしつつ、興味のある技術をいろいろつまみぐい。
そんなこんなで35歳になっちゃったけど、エンジニアをやめる気はまったく無し。

授業内容

エンジニアとしてのキャリア作り、働き方、価値とは…… プログラマ35歳定年説などもありますが、今年僕もとうとう35歳になってしました。
僕が感じている事、目指している事を話しつつ、年齢を含めた"数字"という要素を踏まえてエンジニアとして生きていくための情熱や心構えを話そうと思います。

写真:荒井尚英(あらいなおひで)

(株)パンアジア・パートナーズ
元(株)アイ・エム・ジェイ取締役 荒井 尚英 (あらい なおひで)
マネジメントクラス:マネジメントのための算数

プロフィール

1982年からパソコン通信を開始、リクルート入社後の1992年インターネット創世記か らネット・情報設計・I/Fに携わり、ソフト開発、雑誌・ネットでの情報設計、ネッ ト事業の立案・立ち上げ・事業運営を行う。アーサーアンダーセン(L.A.)勤務を経 て、株式会社アイエムジェイの取締役に就任。

WEB制作事業を推進し、発注側と受託 側双方を経験する。2008年パンアジアパートナーズを創業、アジア各国を飛び回る。 1963年生まれ 東北大学工学部卒業 早稲田大学ビジネススクール修了
東北大学工学研究科 博士課程中退

概要と狙い

「対お客様との関係理解」  と  「自社(組織)の価値マネジメント」、2つの側面を中心に行います。

お客様との関係においては、相手のビジネスの理解を深める事によって、一体我々は「何を提供しているのか」、その価値の本質がより良く理解できます。

また、デザイナーやコーダー、SE等プロフェッショナルワークのマネジメントにおける「時間と価値」について、評価、人事(給与)制度、モチベーション等の視点から数値モデル等で考察して理解を深めます。

授業内容

1)発注側(お客様)の理解をもっと深めよう。
コンペで「予算」だけを気にしてませんか?「予算」の出所(勘定科目)によっては提案の戦略も変わるはずです。

  • 発注側と受託側との「PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)」の関係に置き換えて、予算と提供(納品物)の価値を理解してみましょう。
  • ビジネスモデルの、どの部分を担っているのか?  「先生モード」 と「業者モード」
    全体を理解してプロならではの仕事をするのが「先生モード」、受けた仕事のみの理解にとどまると、とたんに「業者モード」。 当然いろんな意味で「先生モード」>「業者モード」

2)プロフェッショナルマネジメントの仕組み

  • リカードの比較優位論と習熟曲線で見る、デキル人の定義。
    サクッと75点出せる人 vs, メッコリ時間をかけて90点出す人 / できるけどやらない
    vs. できないから任せる
  • 事給与評価制度とマネジメントの矛盾を如何に折り合いつけるか。
    「会社」である意味を問う。(大きい会社/小規模な会社 採用か/協業か etc…)

皆さん、それぞれ立場も状況も異なることでしょう。
できるだけインタラクティブに、活発な議論になる事を期待しています。

社会

写真:荒井尚英(あらいなおひで)

(株)デジタルメディア研究所 橘川 幸夫(きつかわ ゆきお)
共通授業:社会

プロフィール

'50年2月4日、東京生まれ。'72年、渋谷陽一らと音楽投稿雑誌「ロッキングオン」創刊。'78年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざま なメディアを開発する。'83年、定性調査を定量的に処理する「気分調査法」を開発。商品開発、市場調査などのマーケティング調査活動を行う。80年代後 半より草の根BBSを主催、ニフティの「FMEDIA」のシスオペを勤める。'96年、株式会社デジタルメディア研究所を創業。インターネット・メディア 開発、企業コンサルテーションなどを行う。'04年、小規模コンテンツ流通システムとしてのオンデマンド出版社「オンブック」を創業。'06年、文部科学 省の「新教育システム開発プログラム」に「ODECO」が採択され、開発・運用。'07年、「教育CSR会議」を立ち上げて、企業・社会と公立学校をつな ぐための回路作りを推進。'08年、「インターネット時代の新体詩運動」として「深呼吸する言葉ネットワーク」を推進。原稿執筆、講演など多数。

授業内容

20世紀は組織と組織との戦いの世紀でしたが、21世紀は、組織と個人との戦いになります。インターネットは、個人が個人のままで社会的な活動を果たせるシステムです。
大きな社会の流れと、社会の目的の変質を確かめながら、本当の個人として社会 的な仕事をまっとうしていきましょう。まずは、大きな視点から 現在社会の様相を確かめます。

1.メディア的自己紹介

1972年「ロッキングオン創刊」同年「たちばな写植開業」78年「全面投稿雑誌ポンプ創刊」など、コンピュータ文化以前のメディア制作の動きを、体験的に語る。

2.鉛筆からキーボードへ

機械を使ってモノを考える、表現するということはどういうことか。

3.現在とは何か

戦後史の流れの中で到達した現在について。インターネット登場以前の社会(BI)と以後の社会について(AI)

4.インターネットの押さえておくべき意味

発信者負担の原理(ボランティア社会における表現行為)。つながりっぱなしの世界。公私混同の世界。

5.電子書籍の本当の衝撃

電子書籍はWebの世界が分からなければ、分からないということについて。君たちの役割。

課外授業

写真:和田 嘉弘(わだ よしひろ)

インテリジェントネット(株)COO / WebSig24/7代表 和田 嘉弘(わだ よしひろ)
ファシリテーター/カフェホスト

プロフィール

1998年筑波大学日本語・日本文化学類修了。2000年インテリジェントネット(株)にボードメンバーとして参画。
以来,大手企業を初めとする,コミュニケーションデザイン,コンサルティングから制作まで多数携わる。
2004年に業界団体WebSig24/7を立ち上げ,隔月で参加型の勉強会を主催。積極的にWebに関連するマーケットの発展寄与する活動を行っている。

写真:馮 富久(ふぉん とみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業部部長代理兼Web Site Expert編集長 馮 富久(ふぉん とみひさ)
ファシリテーター/司会

プロフィール

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属され,2004年1月に編集長へ就任。同2004年9月に『Web Site Expert』を立ち上げ,同誌編集長に就任,現在に至る。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部に配属。現在,同セクションの責任者としてサイトのプロデュースに奔走中。また,IPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード2008他各賞審査員などを務める経験を持つ。

お申し込み

2010年11月27日(土)
デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ
(旧三本松小学校)

WebSig24/7 Twitter:@websig247

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