開催概要

WebSig1日学校2012の開催概要についてご案内致します。

イベント名 WebSig1日学校2012 ~未来のあなたのWebを変える1日~
日時 2012年10月6日(土)10時より開始予定
会場 デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ
旧三本松小学校跡地をデジタルハリウッドさんが制作スタジオにした、まさに1日学校にふさわしい会場です。

こちらにWebSig1日学校2011のイベント写真を掲載しております。

企画・運営 WebSig24/7
定員 各クラス50名
参加費 参加チケット:8,000円(各クラスへの参加、昼食、飲み物、放課後イベント(懇親会)への参加(軽食、飲み物付き))
事前決済が必要です。お申し込みページより事前にお申し込みの上ご来場ください。
Twitterハッシュタグ #websig1ds
ご注意事項 よくあるご質問にまとめております。必ずご覧頂いた上ご来場をお願い致します。

WebSig1日学校とは

WebSig1日学校は「未来」を大テーマに、近視眼的なTIPSやHow Toではなく、本質的な視点で考える、オトナのための1日学校です。
「学校」というシチュエーションを活かしたユニークな授業で、インターネット/Webの未来、参加される皆さんの未来に活かせるモノの見方・考え方の発見になればと考えています。

今年のテーマは「温故知新」

今回で3回目を迎えるWebSig1日学校のテーマは「温故知新」です。

大テーマ「未来」を考える上で、過去2回のWebSig1日学校のテーマを『第1回「考える」』『第2回「考えぬく」』と設定し、先生・参加者を交えて考えてきました。

過去2回の開催概要(第1回第2回、「社会・価値観の変化」「インターネット/Webの変化」「技術・グローバル経済の変化」の3つの変化が私たちにおこっています。特に、価値観の変化は、3.11東日本大震災という大きな出来事もあり、日本社会に体現されてきていることも徐々に増えてきました。

過去2回でも、本質的なモノの見方・考え方を扱ったクラスを実施してきましたが、本音では、ちょっとWebSig1日学校のコンセプトである未来に活かせるモノの見方・考え方では弱いとも思っていたところもありました。3回目となる今回は、より本質論に迫り、フォーカスしたいという思いから、「温故知新」をテーマに設定し、第2回より各クラスも減らしてよりコンセプトを各クラスで深めることにしました。

今回開設するクラスは「生活・社会クラス」「ものづくりクラス」「ビジネスクラス」の3つです。
各クラス共に「時代」「価値観」「人」にフォーカスを当て、Webだけでなく、「時代」「価値観」「人」で変わるところ・変わらないところ、サイクルを捉えて、それぞれのテーマの本質に迫ることにチャレンジしたいと思います。
Webの世界では明日から使える、ウケることが最重視されたTIPSが溢れているなか、このような試みは少ないと思います。

過去は共通授業、社会の授業のみで扱ってきた「社会・価値観の変化」によりフォーカスを当てた内容を、「生活・社会クラス」として1クラス特設することにしました。Webに関係が深いクラスは、「ものづくりクラス」と「ビジネスクラス」の2クラスで掘り下げます。

「温故知新」というテーマのもと、「時代」「価値観」「人」、変わるところ・変わらないところを俯瞰的にまなび、私たちの生業であり、ユーザーでもあるインターネット/Webにどのように活かせるか、私たちが次の時代に何を引き継ぎ、何を捨てていくのかを、皆さんと一緒に考えていきます。

明日から使えるTIPSやHow Toは期待しないでください。でも、もっと長く使える気づきがきっとあるはずです。
皆さんのご参加をお待ちしています。

 

2012年8月20日
WebSig1日学校実行委員長:和田 嘉弘

生活・社会クラス

「社会・価値観の変化」の変化にフォーカスを当てたクラスです。
過去2回のWebSig1日学校にご参加頂いた方は共通授業、社会の授業が1クラスとして特設されたと思っていただくのがわかりやすいかもしれません。

Webを利用しているのは人です。もう少し言うと、きっとこの文章を見ていただいている方はほぼ日本の方だと思います。生活・社会のクラスは、インターネット/Webを利用する私たちのことをもっと知ろう、というクラスです。

このクラスでは、インターネット/Webのことを「直接」は扱いません。私たちにどのような社会・価値観変化があるのか、日本、日本人ならではの感覚やポジションなどを知り、これから私たちの仕事や生活にどう活かせるかということを扱う、本質論に特化した授業です。
直接はインターネット/Webのことを扱いませんが、時代の変わり目でインターネット/Webが果たしている役割が大きいと感じられる方は多いと思います。
卵と鶏と一緒で、インターネットが時代を変えたのか、時代が変わったからインターネットが重要なのか。
いま、まさに時代の変わり目で次の未来を考えるうえで、大切なことや本質が学べると思います。そして少しの視点の転換で私たちの毎日や仕事にも使える授業です。

授業のテーマは、「個」「日本と世界」「空気」というキーワードを扱う予定です(詳細は時間割でアップデートします)。
「個」は過去2回の開催で多くの先生方が個人として組織、社会、ネット上、ひいては世界ということで話されていたキーワードです。今回は「個」だけを抜き出し考えます。
「日本と世界」では、数値も交えて、客観的に私たち日本がおかれている状況を把握し、次の一手を考えます。
「空気」はちょっと突飛ですが、「空気を読む」の空気です。日本独特のこの空気というものとインターネットについて考えます。

ものづくりクラス

最終的にWebのものづくりに、今までのものづくりの考え方や技術をどう活かせるかにフォーカスを当てたクラスです。

Webに関わる人たちの中には、クリエイター、いわゆるエンジニアやデザイナーと呼ばれる方たちが多くいらっしゃいます。ここ数年、特にソーシャルメディアの台頭やスマートフォンの普及により専門性が高まり、専門領域として確固たる地位を築いているのは事実です。しかし、それらの根底にある「ものづくり」の考え方や技術は、Web以外の分野から活かせる部分も多分にあり、インターネット/Webの登場により、洗練された面も多々あるでしょう。

授業のテーマは、「エンジニアリング」「スキル・マインド」「有形・無形」「デザイン」などの視点において、ものづくりの本質、これまでと変わったこと・変わらないこと、これからに活かせることについて考えます。

ビジネスクラス

最終的にWebにまつわるビジネスに、今までのビジネスの考え方や技術を活かせるかにフォーカスを当てたクラスです。

インターネット/Web黎明期にはe-ビジネスという言葉がはやった時期がありました。本来の意味では今でも意味があるワードなのですが、当時のバズワード的な利用のされ方は、インターネットの既存のビジネスを持ってきただけでいままでのビジネスと異なり全く新しいビジネスだ、というような論調だったと思います。
一部はその特殊性を認める部分があるのですが、WebSig1日学校企画メンバーでは基本的に「Webはツール」であるとらえており、そこから考えると、インターネットビジネス、Webビジネスも普通のビジネスだと考えています。ビジネスクラスでは、インターネット/Webビジネスという捉え方ではなく、普通のビジネスの中でのインターネット/Webの活用という視点で考えます。

授業のテーマは、ビジネスの根幹となる「人」にフォーカスをあてた授業から、「マーケティング」「広告」「ブランド」などの視点において、これまでと変わったこと・変わらないこと、これからに活かせることについて考えます。

WebSig24/7について

WebSig24/7(ウェブシグ・トゥウェンティーフォー・セブン)は、Webサイトに関連するマーケットの健全な発展を促し、人々の生活を豊かにすることを目的とした任意団体です。2004年に有志で活動を始め、WebSig会議という「参加型」の勉強会を開催しており、本年6月には第30回目の会議を開催しました。

WebSig会議では、他では扱いにくい本質的な話題、深掘りした話題、旬な話題のセミナーと参加者同士によるグループワークやワールドカフェを行っています。また2010年からは「WebSig1日学校」と題し、私たちWebに関わる人間がこの先の未来をどう考え、どのような行動をすべきなのか、学校というシチュエーションを活用した「オトナのための1日学校」を開催しています。

WebSig24/7公式サイト

http://websig247.jp

2012年10月6日(土)
デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ
(旧三本松小学校)

協力

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